こんにちは!
スタイリスト/パーソナルカラリストの熊野です。
今日は冬の乾燥対策についてお話します~
↑髪の毛の構造
ツヤを作るのがキューティクル
髪の強度やハリコシ、色素を作るのがコルテックス
芯となるメデュラ
ダメージはキューティクル→コルテックス→メデュラの順に進み、内部が空洞になると
切れ毛、枝毛、断毛の原因になります。
髪がパサパサになる原因は多々ありますが、
ここではいくつかあげさせていただきます。
①カラーリングによるパサつき
日本人女性でカラーリングをしている方は64%もいるそうです。
以前に比べてカラー剤も進化していて、パサつきも減ってきてはいるのですが、
カラーリングで髪の毛を染めるために、キューティクルを開いて中にあるメラニン色素を分解するので
カラーリング後にキューティクルが開いたままですと、
髪が本来保たなければならない水分がでていってしまいます。
カラーリングの後はしっかりとトリートメントでケアをしていきましょう!!
トリートメントは、サラサラにしてくれるだけでなく、
カラーリングで失ってしまった、水分を補い、キューティクルを均一に整えてくれるので、
内側から綺麗な髪にしてくれるのでカラーリング後は必須です☆
②アイロン・ドライヤーでのダメージ
最近は自分でコテやアイロンでアレンジされる方が多いかと思いますが、
アイロン等を使わない方でも、毎日ドライヤーは使うかと思います。
「熱ダメージ」という言葉を聞いた事がある方は多いかとおもいます。
例えば調理したお肉をレンジなどで温め直すと硬く「パサつき」が気になったりしませんか?
髪もお肉と同じタンパク質で出来ているので、これと同じ「熱変性」という現象が起きて硬くごわついた髪の毛になってしまいます。
ドライヤーの前などは、髪を熱ダメージから守るため、洗い流さないトリートメントなどをつけるのが必須です☆
③年齢の変化によるパサつき
「以前より乾燥しやすくなったな、、」とか「ツヤがなくなった、、」
などと感じる方は多いかと思います。
それは年齢の変化によって髪の毛の中にあるタンパク質の割合が変わってしまうからです。
髪の毛にあるタンパク質には
「水を含みやすいタンパク質」と「水を含みにくいタンパク質」があります。
小さいころは前者が多く含まれていて、年齢を重ねるにつれ後者の割合いが増えていきます。
綺麗な髪を保つためにも、水分のしっかり入る、シャンプーを使ったり、月に一度しっかりと美容院でトリートメントするのがおすすめです。
綺麗な髪を保つためにも、お家でもお店でもしっかりケアしていきましょう☆
川崎 美容室 TU LUCE(トゥ・ルーチェ) |
Assistant
熊野 綾香